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ドライバー不足から、価格上昇、待ち時間が長くなるなどの影響が見込まれる

7月12日から、Grabなど配車サービス(e-hailing services)のドライバーにPSV免許(旅客自動車免許、Public Service Vehicle licence)の取得が義務付けられる。

その期限を目前に控え、PSV免許を取得していないドライバーがサービスの提供を止め始めており、ドライバー不足から、乗車までの待ち時間が長くなったり、価格の上昇などの影響が見られ始めている。

公共陸運委員会(APAD、旧SPAD)によると、Grabなど配車サービスのドライバーはマレーシア全土に約16万7000人いる。そのうち、PSVの試験の申し込みをしたのは約1万6000人のみ。
特にパートタイムのドライバーがGrabを離れ始めているとみられている。

その原因は、PSV免許取得にかかる時間と費用だ。勉強してPSVの試験に合格し、健康診断を受け、配車サービス用の保険に加入して、やっとPSV免許が交付される。

配車サービス2番手のMyCarでは、PSV免許を取得する必要のないタクシーをMyCarに呼び込む計画だという。

業界では、アルマゲドンを文字って「カルマゲドン(Carmageddon)」とも呼ばれている7月12日以降、Grabはじめ配車アプリを使う際は、余裕をもって車を手配した方がよさそうだ。


 画像出典:Grab Malaysia
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