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在マレーシア日本国大使館が、東マレーシアのサバ州東海岸沿岸でアブ・サヤフ・グループによる誘拐事件発生のおそれがあるとして警戒を呼び掛けている。
以下は、大使館が発表した内容。


サバ州東海岸沿岸で,アブ・サヤフ・グループによる誘拐事件発生のおそれがあります。十分お気を付けください。

● 国際海事局海賊情報センター(The IMB Piracy Reporting Centre)によれば、フィリピンの武装グループ,アブ・サヤフ・グループとされる武装メンバー7名程度が,フィリピン南部・シタンカイ島付近において,白とグレーに色付けされた船舶に乗船し,誘拐の準備を行っているとの情報が確認されたようです。
● この情報は,7月15日に再評価されるまで有効です。

● 彼らは,マレーシア・サバ州東海岸のセンポルナ沿岸,あるいはその沖合水域において,旅行者や漁民らを対象に誘拐を実行する模様です。

● 船舶で,サバ州東海岸沖及び同周辺海域を通過する際は,特に警戒を強めるよう呼びかけられています。なお,当該海域は「危険情報レベル3:渡航はやめて下さい(渡航中止勧告)」が発せられています。

● この海域は,先月6月18日,漁民10名が誘拐される事件が発生したばかりの場所です。上記海域を航行中,あるいは航行予定のある皆様にあっては,周辺の警戒を怠らないようにしてください。また,その他の皆様も,当該海域では誘拐リスクが非常に高いことを認識し,現地には赴かないようにしてください。

 

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