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中国歴の7月はゴーストマンス、そして、7月15日はゴーストデイ 盂蘭盆節と呼ばれています。この「ハングリーゴーストフェスティバル」は、日本の「お盆」にあたるもので、マレーシアや中国など東アジアや東南アジアで行われている道教と仏教の年中行事の一つです。

日本など仏教徒は祖先の霊を祀りますが、道教では地獄とこの世の間にある門が開き、お腹を空かせた霊が徘徊すると信じられているそう。

マレーシアでも、中華系が多く住むエリアでは、道端に霊へのお供えものが供えれていたり、寺院などでチャイニーズオペラを上演したりします。

 

ハングリーゴーストマンス- 1か月間のタブー

ハングリーゴーストが徘徊する1か月間、中華系の間でタブーとされていることがあります。
以下は、シンガポールのメディア「Must Share News」が作ったタブー一覧。

 

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画像:MUSTSHARENEWS 

 

以下、一部を抜粋しました。マレーシアの中華系も同じタブーを都市伝説のように信じているようです。

・ご飯にお箸を突き刺してはいけない
理由:霊がお供えものだと勘違いするから

・夜間に使った傘を屋内で開いてはいけない
理由:霊を家の中へ連れ帰ってしまう可能性があるから

・夜間、玄関を開けっぱなしにしてはいけない
理由:負のエネルギーが家に入ってくるから

・結婚や引っ越しは避ける
理由:不吉だから

・後ろから名前を呼ばれても答えない
理由:人ではなく霊に呼ばれている可能性があるから

なお、2019年のゴーストデイは、8月15日にあたります。

 

出典:12 Hungry Ghost Festival Beliefs Explained, So You Can Survive The 7th Month

公開日:2019年8月6日

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