パスポートとビザ

月収が低い「カテゴリー3」の廃止を検討中、将来的には「カテゴリー2」も廃止の可能性

マレーシアで働くホワイトカラーの外国人向けに発給されている就労ビザのうち「カテゴリー3」の廃止が検討されているという。マレーシアの人的資源相クラセガラン(M. Kulasegaran)が2月28日、セランゴール州ペタリンジャヤで開催された外国人向けのビザセンター「MYXpatsセンター」の開所式で述べた。

現在マレーシア政府が発行する外国人ホワイトカラー向けの就労ビザは3種類あり、カテゴリー3(月収5000リンギット以下)、カテゴリー2(月収5000~9999リンギット)、カテゴリー1(月収1万リンギット以上)に分かれている。

2018年度、ホワイトカラー向け労働ビザの発給数は11万7000だったが、そのうちカテゴリー3のビザの申請数は2158だったという。

マレーシア政府は将来的にカテゴリ2も廃止し、カテゴリ1だけを残す方針だという。
外国人の雇用を減らすことで、マレーシア人の雇用を増やしたいという狙いがある。


出典:Plan to stop more foreign skilled workers from entering(The Sun Daily)

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