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マレーシアのスカッシュ選手、ニコル・デービット(Nicol David、35歳)が、シカゴで開催される世界選手権を前に今シーズン限りの引退を発表した。

デービットは約20年にわたる選手キャリアのなかで、スカッシュの最高位のタイトルであるワールドオープンで計8回優勝、2006年から2015年には109か月連続で世界ランキング1位を獲得(計115か月)、プロフェッショナルスカッシュ協会(PSA)による2018年の世論調査で史上最高の女性スカッシュプレーヤーに選ばれている。

デイビットは「最高の思い出は?」という記者の問いかけに対し、「20年間トップレベルの選手たちと戦ってきたので多くの思い出がありますが、9年間世界ランキング1位を守り続けたこと」と語った。

引退後は女性のスポーツ支援のために自身が運営する財団「Nicol David Foundation(女性のスポーツ支援)」に尽力するという。


出典:Thank you, dear GOAT(The Star)