マレーシアチャイルドシート義務化

来年1月1日から施行予定、マレーシア運輸相が発表

マレーシアでは2020年1月1日から、個人所有の車両を対象にチャイルドシートの着用が義務化される。

マレーシアのアンソニー・ルーク運輸相(Anthony Loke Siew Foo)は、チャイルドシートの義務化は国連規定44(UN R44)に沿ったものだと説明した。

自動車の安全・環境基準の国際的調和を目的とする国連傘下の作業部会「自動車基準調和世界フォーラム(WP29)」には、マレーシア、日本、米国など多くの国が参加しているが、そこで国連規定44の導入が求められている。

ルーク大臣は、チャイルドシートはマレーシア国内でも売られているが使用者が少ないことを指摘。
「マレーシア国民の多くがチャイルドシートの重要性を認識していない。事故が発生した場合、子どもは助手席でも後部座席でもチャイルドシートを着用していなければ危険にさらされる」と述べた。

政府はチャイルドシートの普及に向けワークショップを開催するとともに、財務省と関税局との間でチャイルドシートにかかるサービス税(SST)の免税を協議しているという。


出典:Mandatory child safety seats next year(The Sun Daily)

ニュース一覧