11月17日、18日にかけて路線拡大工事に伴いクアラルンプール、スランゴール州を走るMRTスンガイブロ-カジャン線の複数の駅が一時閉鎖される。

Mass Rapid Transit Corporation Sdn Bhd によると、対象となる駅はMRTスンガイブロ-カジャン線(Sungai Buloh- Kajang line)のスンガイブロ駅(Sungai Buloh)、カンプンスラマット駅(Kampung Selamat)、クワサダマンサラ駅(Kwasa Damansara)の3駅である。

上記3駅が閉鎖期間中は、クワサセントラル駅(Kwasa Sentral)が終着駅となり、クワサセントラル駅からスンガイブロ駅まで無料のシャトルバス巡回サービスが提供される。シャトルバスは7分から15分間隔で運行されるが、クワサダマンサラ駅にはバスが停車しないので注意が必要だ。クワサセントラル駅、カンプンスラマット駅、スンガイブロ駅からそれぞれ発車する従来の路線バスは通常通り運行する。

この工事はスンガイブロ-セルダン-プトラジャヤ線(Sungai Buloh-Serdang-Putrajaya line)新設に関わるものである。今後はクワサダマンサラ駅がスンガイブロ-カジャン線、スンガイブロ-セルダン-プトラジャヤ線の終着駅となる予定である。

2022年7月開通見込みのスンガイブロ-セルダン-プトラジャヤ新路線は、クアラルンプールとその近郊のスランゴール州、首都のプトラジャヤを結び、都市が抱える交通問題を緩和させる一策として期待されている。

出典:Three MRT stations will be closed this weekend (Nov 17-18) (The Star)