クアラルンプール市内を巡回する無料バス「GO KL」に2つの新路線が追加

クアラルンプール市内を巡回する無料バス「Go KL」。

現在、4路線あり、観光客に人気のスポットにも行ける便利なバスだが、2019年2月下旬頃から2つの新路線が加わる。

新路線は、バンサーサウス(Bangsar South)などを通るレンバ・パンタイ(Lembah Pantai)線と、クアラルンプール郊外のセティアワングサ(Setiawangsa)線の2つ。
正式発表は2019年2月1日の連邦区記念日にされる予定だ。

マレーシア、クアラルンプールを巡回する無料バスGOKL

クアラルンプール市の市長であるノル・ヒシャム・アハマド・ダーラン(Datuk Nor Hisham Ahmad Dahlan)氏は、この新路線が市内の渋滞と貧困の緩和につながると説明。
特に低所得者向けの公営住宅、PPRがあるエリアの住民の利益となるとし、通勤する市民の交通手段をもっと増やしたい、とも述べた。

渋滞緩和策として、クアラルンプール市役所(DBKL)は、500台以上の車を収容できる大型駐車場をバンサーサウス近くのパンタイ・ダラム(Pantai Dalam)周辺に建設する計画も明らかにした。

無料バスサービス ‐ GO KLは観光にも便利

無料バスサービス「GO KL」は2012年に運行がスタート。
安全、安心、便利、快適の理念を基にクアラルンプール市内でローカルや観光客にサービスを提供している。現在、KLCCやKLセントラルなどを中心に紫色のバスが4路線運行している。

運行時間は平日が午前6時から午後11時。週末と祝日は午前7時から午後11時までである。平日は5分間隔、週末は10分間隔で運行している。

 


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出典:Go KL free bus service to cover Lembah Pantai, Setiawangsa(The star online)