「新型コロナへの対策だけでなく、デング熱にも気を付けて」
マレーシア保健省は、4月14日に以下のようなイラストをSNSに掲載してデング熱対策を呼び掛けた。
活動制限令で外出する人が激減し、デング熱の感染者数は去年の同時期と比較して減っているものの、家の中にも危険はあるという。
保健省は、棚の下や裏、ベッドやテーブルの下、カーテンの裏、トイレなどに蚊の殺虫剤を散布して予防するよう呼びかけた。
政府がデング熱の情報を発信しているポータルサイト「iDengue」によると、2019年12月29日から2020年4月14日までに国内の感染者数は37012人。
セランゴール州の感染者が最も多く、22412件、次がジョホール州で3007件、クアラルンプールは3番目に多く2759件。
蚊は水たまりに産卵するため、ベランダや庭などに水が入るような容器を放置しないことも重要な予防策とされる。卵から成虫になるまでに5~7日程度かかるため、週に1度は掃除をして蚊が繁殖しない環境を保つことが推奨されている。
デングウイルスには4種の方があり、一度感染しても別の型のウイルスに感染する可能性がある。
出典
・Less dengue cases reported during MCO(Malaysiakini)
・iDengue