【ペタリンジャヤ】 パン・パシフィック・リテールマネジメント(マレーシア)は、2024年6月までにディスカウント店「ドンドンドンキ」(ドン・キホーテの海外向けブランド)を11店舗の開設を目指す。町田悟史 代表取締役社長が9日、明らかにした。
ドン・キホーテは、日本国内594店舗、海外90店舗の合計684店舗を展開。マレーシア以外では、▽シンガポール11店鋪▽香港8店舗▽マカオ1店舗▽米国65店舗▽タイ3店舗▽台湾1店舗ーーにを展開している。
10日にはセランゴール州ペタリンジャヤの「トロピカナ・ガーデンズ・モール(TGM)」でマレーシア2号店をオープンした。
TGMを運営するトロピカナ・コープのディオン・タン代表は、今回開店した2号店は、アジア太平洋地域で最大の4万2,243平方フィートの広さを有し、屋台料理やスナック、食料品、ハラル(イスラムの戒律に則った)認証を受けた和牛や惣菜、和菓子など、日本の特産品が楽しめると語った。
TGMでは、「ゴールデン・スクリーン・シネマズ(GSC)」も12スクリーンの映画館をオープン。総座席数は1,717席で、子供たちが遊べるプレイエリア付きの「プレイ・プラス・ホール」や、リクライニング機能付きの座席やバーも付属する「プレミアム・ホール」で映画を楽しむことができる。また、2万8,000平方フィートの広さを有するスポーツ用品店「スポーツ・ダイレクト」や来年6月オープン予定のゴルフショップ「MSTゴルフX」も入居している。
TGMは今年3月にオープン。11月時点でのテナント入居率は56%。年末までに入居率67%を目指すという。
(エッジ、12月9日、ドンキホーテ、GSC発表資料)

参照元URL: https://www.asiainfonet.com/2021/12/13/02-362/