【クアラルンプール】 空気清浄機・浄水器の製造・販売を手掛ける韓国のコーウェイは21日、国際研究開発(R&D)センターをマラヤ大学(UM)と共同で設立すると発表した。
コーウェイ・マレーシアは、UMの工学部、理学部とともに、マレーシアにおける製品改良を目指し研究を進めていく。研究課題として水質問題などに取り組む予定。将来的にはインターンシップやコンサルティング、スポンサー、研究所の設立などへの展開も視野に入れるという。
コーウェイ・マレーシアのカイル・チョイ社長は、今回のR&Dセンター設立は韓国国外で設立する初の研究開発施設になるとしマレーシア人のために設計された家電製品の生産も可能になると言明。また、韓国とマレ シアの専門家間の知識交換ができるだけでなく、UMの卒業生に対して就職やインターンシップの機会を提供するなど、さらなる連携も推進できると述べた。
コーウェイの最初のR&Dセンターは韓国ソウルのソウル大学リサーチパークに1993年に設立されており、今回が2カ所目。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月21日)

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