【クアラルンプール】 ニトリホールディングス(本社・北海道札幌市)は、東南アジアでの出店第1号店としてクアラルンプールに「ニトリ・ららぽーと・ブキビンタン・シティーセンター店」を2022年1月オープンする。
ニトリグループは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」ことをロマンとし、2032年までに3,000店舗、売上高3兆円を達成するというビジョンを掲げ、住まいに関わる家具、ホームファッション関連商品を取り扱う「ニトリ」に加え、生活必需品を中心に人気の高いホームファッション商品を取り扱う「デコホーム」、エクステリア商品も取り扱うホームセンター「島忠」、大人の女性向けアパレルブランドを取り扱う「Nプラス」等を展開するグループ。日本に692店舗、中国、台湾、米国に88店舗を有している。
グローバル販売事業を加速するニトリの東南アジアマーケットへの本格進出の手始めとして、第1号店をマレーシア初出店の「ららぽーと」に2022年1月に出店。寝具寝装アイテムに特化した「Nスリープショップ」やその他家具・ホームファニシングを取り扱うエリアを用意する。第2号店もプトラジャヤのIOIシティ・モールに2022年夏オープン予定。次いで、シンガポールにも「ニトリ・オーチャード店」を2022年3月にオープンするなど、今後5年間に、マレーシアで20店舗、シンガポールで10店舗の出店を予定している。
武田政則・取締役グローバル商品本部本部長兼グローバル販売事業推進室室長海外販売事業管掌は、ニトリの90%以上の商品が独自のプライベートブランド商品であると同時に、多くが東南アジアを含むアジアで製造されているため、東南アジア地域での活動は20年を優に超え、多くのビジネスパートナーや自社の工場、グループ商社を有しているとし、今回の出店は、関係の深い東南アジア地域において販売事業も始めるということで非常に嬉しく思うと述べた。

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