【クアラルンプール】 道路交通局(RTD)は2日、積載重量が7,500キログラムを超える大型商用車について、毎日午前6時半ー午前9時半、午後4時半ー午後7時半にクアラルンプール(KL)中心部の幹線道路を利用することを禁止すると発表した。
RTDによると、貨物車のKL主要道路への乗り入れは以前から禁止されているが、4月1日の新型コロナウイルス「Covid-19」のエンデミック(風土病)段階移行後、大型車のドライバーが規則を無視するようになり、その結果、走行車用数が目に見えて増えた。首都圏で最近問題となっている交通渋滞の悪化は、この大型車の市内進入が原因のひとつだという。
RTDは、乗り入れ禁止を守らない場合、300リンギ以下の罰金か、起訴され有罪の場合は300ー2,000リンギの罰金が科されるとし、市の中心部に向かう道路上に進入禁止を案内する看板を設置するとした。
朝夕ともに通行禁止の対象となる道路は、▽KLCCの全道路▽ジャラン・クチンのタマンワフー市中心部区間▽ジャラン・ゲンティン・クランのTARカレッジー市中心部区間▽ジャラン・チェラスのタマンミダー市中心部区間ーーなど。
夕方のみ走行禁止となる道路は、▽ジャラン・ケポン(全区間)▽ジャラン・イポーのブラタン・ケポンー ジャラン・バトゥケーブ区間▽カラク高速道路(全区間)▽ジャラン・ゴンバックのジャラン・カンプン・バンダー・ダラムーKL市境区間▽ジャラン・ゲンティン・クラン(全区間)▽ジャラン・チェラスのジャラン・プドゥージャラン・テンテラム区間ーーなどとなる。
(ベルナマ通信、6月2日)

参照元URL: https://www.asiainfonet.com/2022/06/07/02-473/