Touch n go EZ link

マレーシアの「SUICA」的存在である「Touch ‘N Go」を発行しているTouch ‘N Go Sdn Bhdは、シンガポールの交通系ICカード「EZ-Link」を発行するEZ-Link Pte Ltdと共同で、マレーシアとシンガポール2か国の公共交通機関で利用できるカードを発行する。両社の発表によると、2019年の第4四半期中のローンチを目指して共同開発中だという。

2通貨共通のカードにより、両国の国境の行き来がしやすくなるほか、シンガポールの電子道路課金制度(ERP、Electronic Road Pricing)、マレーシアの高速道路の料金の支払い、さらに「Touch ‘N Go」と「EZ-Link」で支払いができる小売店などでも利用できるようになるという。

両社は、2通貨共通のカード発行に向けて長年取り組んできており、2017年7月には覚書に署名済。
現在、Touch ‘N Goは約2300万枚、EZ-Linkは約3000万枚が流通している。


出典:Touch ‘N Go is working with Singapore’s EZ-Link to make a dual currency card(The Star)

画像:EZ-Link Pte Ltd公式ウェブサイトより