
マレーシアで賃貸物件を選ぶ際、きっちり内見することは大切ですが、それ以外にも「目には見えないチェックすべきポイント」があります。
今回は、マレーシアならではの「いい賃貸物件」を選ぶチェックポイントをご説明します!
※ 住宅タイプ、いい物件を選ぶポイントなど、マレーシアで賃貸物件を選ぶ際に必要な知識については以下の記事もご参照ください※
◇ クアラルンプール在住日本人の住宅事情
◇ クアラルンプールのどこに住む? おすすめのエリアは?
◇ マレーシアで賃貸するならコンドミニアム? 戸建て?
◇ マレーシアで賃貸契約する際の注意点
マレーシアの賃貸物件チェックポイント① 部屋の向き
赤道に近いマレーシアでは、太陽の動きが日本とは異なります。
避けるべきは、西向きの部屋。
午後、日が入って来て暑いので、特にリビングルームが西向きの部屋は避けましょう。
日が入らない北や南向きはが涼しいのでおすすめ。
また、高速道路に面した部屋は、深夜などでも暴走する車などの音がが入ってくる場合があります。窓を閉めてみて、外の音がどれくらい聞こえるか試してみるのもいいでしょう。

マレーシアの賃貸物件チェックポイント② オーナーについて
入居後トラブルで大きな差が出て来るのがオーナーの対応です。
退出時の敷金の返金にも影響しますし、備品の修理など出費が必要な場合の決断はオーナーが下すことになります。
そのため、オーナーについて知っておくことも非常に大切です。
逆に、自分の持ち家に住むテナントがどんな人か知っておきたいというオーナーもいて、内見に立ち会うオーナーもいます。そういうオーナーは近くに住んでいることが多く、連絡も取りやすいので、急ぎの修理などもすぐに対処してくれるでしょう。
オーナーが外国人だったり、マレーシア人でも海外に住んでいて連絡がスムーズに取れないような場合は、備品の修理などに時間がかかったりすることもあります。
オーナーに会えない場合は、エージェントにオーナーがどんな人なのか、連絡は取りやすいのか、などをきちんと確認しておくといいでしょう。
マレーシアの賃貸物件チェックポイント③ 管理の良い物件
管理状態の良し悪しはエリアや物件によりかなり違います。
築年数は10年以内であれば比較的状態が良いですが、それ以上に大事なのが管理状態です。
コンドミニアムの場合、内見の際は部屋だけでなく、共有施設の管理状態もチェックしましょう。特にエレベーターは1基でも故障していると、長時間待たないと乗れないなどストレスの元になります。
◆共有エリアのチェックポイント◆
・エレベーターの整備状況
・フィットネスジムのトレーニングマシンは作動するか
・共有エリアのトイレの清掃は行き届いているか
・スイミングプールの管理状況
・共有エリアの清掃状況、植木の手入れはされているか

マレーシアの賃貸物件チェックポイント④ 治安やセキュリティ
◆周辺の治安状況
物件の周辺の治安は必ずチェックしましょう。
できれば、夜間に一度訪れてみて、街灯の有無、人通りなどを確認しましょう。電車を使う場合は、駅からの道を一度歩いてみるといいでしょう。
また、近所に低所得者が多く住んでいるなど治安が悪いとされたいるエリアはエージェントが把握しているはずなので、確認するといいでしょう。
◆コンドミニアム内のセキュリティ
コンドミニアムの場合、マネジメントオフィスの方針によってセキュリティの質はかなり異なります。
セキュリティが厳しいコンドミニアムでは、エントランスに常駐するガードマンにIDの提示を求められ、どのユニットを訪れるのかを確認されるところもあります。
また、建物に入る際やエレベーターの操作にアクセスカードが必要なコンドミニアムも多いです。
誰にも止められることなく部屋までたどり着けるようなコンドミニアムもありますが、オススメはできません。
モントキアラなど富裕層が多く住むエリアは空き巣に狙われることも多いので、コンドミニアム内部のセキュリティに関してもきちんとチェックしましょう。

マレーシアの賃貸物件チェックポイント⑤ 開発業者
開発会社(ディベロッパー)により工事の仕上げ、不具合が発生する程度がかなり違います。やはり、大手で定評のある開発会社の物件が安心です。どんな開発業者が手掛けた物件なのか、エージェントに確認してみるといいでしょう。
さいごに
上記のポイントは、本来エージェントが把握しているべきことです。信頼出来るエージェントをを活用することも良い物件を見付ける大切なポイントと言えるでしょう。
情報提供:コスモスプラン
※お問い合わせ内容に関しては、コスモスプラン様よりご連絡させて頂きます。
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