マレーシアのコンドミニアムは、プールやジム付き、ガードマン常駐は一般的

Go Malaysiaでは、クアラルンプールとその近郊に住んでいる日本人にアンケート調査を実施。

社員やその知り合いなど30人の小規模な調査ですので、ほんの一例として調査結果をご紹介します。

※ マレーシアで賃貸物件を選ぶ際に必要な知識については以下の記事もご参照ください ※

マレーシアで賃貸するならコンドミニアム? 戸建て?
マレーシアで「いい賃貸物件」を選ぶポイントとは?
クアラルンプールのどこに住む? おすすめのエリアは?

マレーシアで賃貸契約する際の注意点

クアラルンプールで住まいを選ぶ基準 ① 場所&立地

「職場へのアクセス」を重視

現地で働く独身の方が多かったこともあり、住まいを選んだ決め手として多くの方が挙げていたのが「職場へのアクセスの良さ」

マレーシアは「車社会」と言われていますが、30人中、車を持っていたのは半数のみ。

通勤手段のトップは「徒歩」で10人、LRTなど電車通勤が7人、車通勤7人、Grab通勤は2人でした。

徒歩通勤が可能なエリアとは?

あこがれの徒歩通勤ですが、徒歩通勤が可能かどうかは職場のロケーション次第。例えば、製造業などで工業団地に通勤する方は、徒歩圏内に住宅地がない場合も多く、車で通勤せざるを得ないでしょう。

今回、「徒歩通勤」と回答した方の住まいは、KLCCやブキビンタン、ミッドバレー、バンサーサウスの方がほとんど。こういったエリアは、オフィスビル、コンドミニアム、スーパーやレストランなど商業施設が同じエリアにギュッとかたまっているので徒歩通勤が可能です。

ミッドバレーメガモールやガーデンズモールと、LRTの駅、アブドゥラフクム駅を結ぶ歩道橋
(写真)ミッドバレーのガーデンズモールとLRTのアブドゥラフクム駅を結ぶ歩道橋が2019年に開通。通勤に利用している人も多い。

徒歩通勤が可能な住まいの家賃

今回「徒歩通勤」と回答した方の家賃はというと、3000リンギット以上が多いようです。とはいえ、お子さんがいる方も多く、2~3部屋の間取りの家が多かったので、他の日本人が多いエリアと比べて飛びぬけて高いわけでもないようです。

通勤時間は長くても45分

徒歩、電車、車、Grabなど手段はさまざまですが、通勤時間は短い人で2分、長くても45分でした。

マレーシアの首都、クアラルンプールのハブ駅、KL セントラル駅
(写真)クアラルンプールのハブ駅 KLセントラル駅。ここで乗り換えて通勤する人も多い。

子どもがいる家庭は通学手段が大切!

お子さんがいる場合は、通学手段も大切ですね。

クアラルンプールで日本人学校に通う場合は、日本人学校と同じエリアであるサウジャナやすぐ近くのアラダマンサラ、スクールバスが通るモントキアラが便利。

インターナショナル校に通う場合は、スクールバスを手配しやすい場所、または、デサパークシティなど、住宅地の近くにインターナショナル校があるエリアに住むという選択肢もあるでしょう。

日本人学校やインター校のスクールバスが通っているエリアは、外国人駐在員など富裕層が多く、治安もよく、商業施設も充実しています。もちろん、その分家賃や物価は多少高めです。

クアラルンプールで住まいを選ぶ基準 ②利便性

その他の住まいを選ぶ基準としては、やはり「利便性」を重視する人がほとんど。

特に、徒歩圏内に駅や商業施設があることはかなり重要なようで、スーパーマーケットやショッピングモールに歩いていける立地は満足度が高め。

なかでも、「イオン」や「伊勢丹」など和食の食材が手に入る日系デパート、スーパーが近くにあるとさらに満足度が高いようです。

マレーシアで住まいを探すなら、日本食の食材を販売しているスーパーが近くにあると満足度が高い

住んでいるエリアで不満に感じていること

住んでいるエリアで不満に感じていることとして以下のような点が挙げられました。

◆モントキアラ/スリハタマス
「車がないと動きづらい」
「駅が遠く、公共交通手段が乏しい」
「安価なローカルレストランがない」
「町が小さくて知り合いに会いすぎる」

◆KLCC/ブキビンタン
「徒歩圏内にスーパーやコンビニがない」
「日本食が少ない」

◆TTDI/ワンウタマ
「徒歩圏内に何もない」

◆複数エリア
「夕方の渋滞」
「(他のエリアより)物価が高い」
「治安が心配」

住んでいるエリアで気に入っている点

エリアを問わず満足している点として最も多かったのが、「買い物や食事などの利便性」。
特に、徒歩圏内に買い物、飲食店、銀行などある程度の施設があるとポイントが高いようです。

それ以外のご意見もご参考までにいくつかご紹介しましょう。

「緑が多い、カフェが多い」(TTDI/ワンウタマ)
「程よく日本人がいて、不便ない」(サウジャナ/アラダマンサラ)
「緑がある」(デサパークシティ)
「日本食の充実」「飲んでも徒歩で帰れる」(モントキアラ/スリハタマス)

日本食の写真
(写真)近所に日本食レストランがあると満足度が高め

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現在の住まいを見付けた方法

現在の住まいを見付けた手段としては、「エージェント経由」が14人でした。
日系含め、クアラルンプールには多くの不動産エージェントがあります。また、会社や社員、友達の紹介で住まいやエージェントを決めた方も複数人いました。

次に多かったのが「オンライン」。
英語がOKなら、賃貸&売買物件を見付けられる大手サイトを利用するのもおすすめ。大手トップは以下の2つです。

iProperty.com.my
propertyguru.com.my

マレーシアで不動産を探すのに人気のサイトPropertyguru.com.myのトップ画面。
(写真)Property guru より

こういったサイトに物件を登録しているのはほとんとがローカルエージェントです。
連絡を取ってみて信用できそうなエージェントだと感じたら、同じコンドミニアムや、近隣エリアに他に空き物件を紹介してくれる場合もあるので、いろいろ聞いてみるのもいいでしょう。

住いの周辺環境を重視する方の中には、電車などを使い、実際に歩いてコンドミニアムを探した方もいました。

「各駅で降りて歩き回り、気になった物件をiPropertyで検索」
「数か所を試しで住んでみて、一番良かったところに決めた」

治安も含め、住まいの周辺環境を重視するなら、コンドミニアムの中だけでなく、周辺のチェックも重要ですね。
特に、夜間の人通りなどの状況もチェックすることをオススメします。

大多数が家具付きのコンドミニアム在住

どんな家に住んでいるのか?という質問に関しては、ご回答いただいた30人中28人がコンドミニアム在住でした。

コンドミニアムは日本でいうマンションにあたります。
マレーシアでコンドミニアムというと、基本的にガードマン、フィットネスジム、スイミングプールがあるところがほとんど。ほかに、バーべーキュー設備、卓球台、ビリヤード、子どもの遊び場などがあるコンドミニアムに住んでいる方も多数いました。

一軒家に住んでいる方は、今回の調査では1世帯のみ。治安の問題や、メンテナンスの問題などから、日本人など外国人は、ガードマンが常駐してるコンドミニアムに住む方が多いです。

そして、日本と大きく異なるのが、多くの方が家具付き物件に住んでいるという点。
今回の調査では、家具付き物件が25人、一部家具付きが3人、家具無しが1人でした。

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マレーシアは家賃が安い

日テレの番組「幸せ! ボンビーガール」でもたびたび取り上げられているマレーシアですが、プール、ジム付きのコンドミニアムでも家賃は日本と比べてグッと安いのが一般的。

今回の調査の家賃に関する回答では、1000リンギット代(約2.5~5万円)が4人(シェア2人含む)、2000リンギット代(約5~7.5万円)10人、3000リンギット代(約7.5~10万円)5人、5000リンギット以上(約12.5万円~)が4人でした。

さいごに

マレーシアでは、首都クアラルンプールの都心でも、日本よりずっと安い家賃で日本よりも質のいい環境で暮らすことが可能です。
とはいえ、海外ならではのトラブルもあるでしょう。しっかり情報収集をして、信頼できるエージェントやオーナーを見付けられれば、快適なマレーシアライフが実現できるでしょう!


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