【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相が議長を務める新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン追加接種作業部会(CITF-B)は、11月22日から全国の医療施設ワクチン接種センター(PPV)における追加接種のキャンセル待ち登録を受け付けると発表した。
接種予約のキャンセルがあった場合に、キャンセル待ち登録をした人に連絡が行く仕組み。接種日が決まっていない人や予定日時を前倒しで打ちたい人に対応することができるほか、ワクチンがムダになることを防ぐ効果もある。
キャンセル待ち登録は、ウェブサイト(www.protecthealth.com.myに掲載されるリストにあるPPVに直接出向いて行うか、電話や電子メールでも可能となっている。
追加接種は▽医療・治安・国防の最前線従事者▽40歳以上の個人▽基礎疾患のある18歳以上の個人▽長期療養施設の居住者と職員▽妊婦▽海外に行く必要のある人ーーが優先されることになっている。
なおキャンセル待ち登録は、1、2回目の接種をまだ終えていない成人や12ー17歳の青少年も利用することができる。
追加接種は10月に開始され、これまでに100万回分以上の接種が行われている。
(ベルナマ通信、11月16日)

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