Grab新規性が10月12日からスタート

 

Grabドライバーのうち免許取得済みは4割、2割は脱落

Grabなど配車サービス(e-hailing services)のドライバーにPSV免許(旅客自動車免許、Public Service Vehicle licence)の取得を義務付ける新しいルールが10月12日からスタートする。

この新ルールは、もともとは7月12日から導入されるはずだったが、PSV免許を取得できていないドライバーが多かったため、混乱を回避するために3か月間延期された。

Grabによると、Grabドライバーのうち少なくとも15万人がPSV免許を取得することを目指してさまざまな策を講じてきたが、10月9日の時点で免許を取得できたのは41%のみだとしている。

Grabドライバーのうち、22%はドライバーを辞め、13%は免許取得のためのトレーニングを受けている段階、17%は試験の順番待ち、7%は試験に合格して免許の発行を待っている段階だという。

Grab新規制前の免許取得状況

 

ドライバー不足から予約にかかる時間、待ち時間が長くなる可能性大

Grabは、アプリやウェブ上で、Grabの利用者に対して以下のように呼び掛けている。

・時間に余裕をもって車を予約する
・車の到着まで時間がかかりそうでもキャンセルしない
・車が到着したらすぐに乗車できるように準備しておく
・ピーク時(午前7~9時、午後5~8時)の乗車はなるべく避ける

 

 

さらに混乱を呼んでいる追加ルール

そこに、さらに混乱を招いたのが、新ルール施行直前に追加された2つのルールだ。

そのルールとは、配車許可書(EVP)の所持と、車両コードを私用車から、配車サービス用車両を意味するAHに書き換えを義務付けるというもの。
これに対し、Grabなど配車サービス企業やドライバーの団体から抗議の声が上がり、現在、2つのルールの見直しが進められている。

 

Grabは乗車料金については言及していないが、料金上昇の可能性もあるとみられる。
配車サービスの利用者は、複数の配車サービスを利用できるようにしておくなど、準備をしておいた方がよさそうだ。

 

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出典
Grab surprised by new govt requirements imposed on e-hailing drivers(The Star Online)
Regulation Matters: With less than 3 days to go before the deadline, less than half of all our number of drivers will be ready(Grab公式サイト)

画像出典:Grab Malayisa公式サイト

 

 

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