クアラルンプール空港 KLIA2

クアラルンプール国際空港第2ターミナル(KLIA)で、ピーク時には外国人用の入国審査の混雑が1時間以上になることが常態化していることに関し、LCCのエアアジアが、空港を運営するレーシア・エアポーツ (MAHB) に改善を要求した。

10月17日にエアアジアグループが公式サイト上で発表した声明によると、KLIA2の入国審査の混雑のピークは、午前3~7時、午後2~7時、午後9時から深夜
乗り継ぎ便を逃したり、重要な予定に間に合わなかったという苦情も多く出ているという。

ピーク時にはすべての入国審査のカウンターが稼働しているが、それでも待ち時間が短くならないことから、エアアジアは「空港の設計に問題がある」としている。

エアアジアはMAHBに対し、以前より改善を要求してきた。MAHB側は、現在免税店があるスペースに入国審査場を拡張して対応すると確約したものの、その後、改善の動きが見られないという。

2020年はマレーシア観光年としてプロモーションが行われており、3000万人の外国人観光客の誘致を目指している。エアアジアは「空港はマレーシアの入り口であり、そこで非効率なサービスを見せるのは恥ずべきこと」として、マレーシア航空委員会(MAVCOM)にも対応を求めた。

出典:AirAsia urges Malaysia Airports to address worsening klia2 immigration congestion(エアアジア公式サイト)

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