JBAA(日本ビジネス能力認定協会)ビジネス研修プログラムがマレーシア国内で初の実施へ

マレーシアの日系IT企業eeevo malaysia Sdn.Bhd.がマレーシア国内の代理店を務めるJBAA(日本ビジネス能力認定協会)のビジネス研修プログラムが、マレーシアで初めて実施された。

企業研修を実施したのは、首都クアラルンプール郊外のシャーアラムに拠点をもつNicha(Malaysia) Snd Bhd。

今回のJBAAの研修は、4月2日と4月9日の2日にわたり合計12時間行われる。研修の講師を務めたのは、JBAA認定講師の資格をもつA to Z Language Centerの西尾亜希子校長。研修の内容は日本の文化、日本人の考え方や働き方についての理解を深めようというもので、具体的な例を交えつつ進められた。

研修は基本的には英語で行われたが、日本語クラスを受講している社員が中心だったこともあり、社内で使える日本語も織り交ぜつつ進められた。

JBAAビジネス研修の様子 Nichia Malasysia

Nichia (Malaysia) Sdn Bhdは、本社が徳島県にある日亜化学工業株式会社のマレーシア拠点。24時間稼働しているマレーシアの工場では毎月1億個のLEDが生産され、海外に輸出している。

 

Nichiaのマネージングダイレクター、久米稔彦氏によると、今回JBAAの研修を受けた20人は、社員向けに開催されている日本語クラスを受講している67名のなかでも勤続年数が長い管理職クラス。

久米氏によると、Nichia Malaysia では現地化を進めており、マレーシアのローカルマネージャーが本社の各担当部署と直接やり取りが出来る組織作りを目指しているという。

「マレーシアのマネジメント力を強化し、信頼出来る知識を持ったマレーシア人スタッフを育て、本社の各担当部署と直接やり取りが出来る体制を作るため、日本語教育のほか、例えば不具合に関して自発的に情報伝達、報告連絡するなど担当業務を遂行する力、判断力などの向上に取り組んでいます。そのために、日本語クラスなどさまざまな教育を継続的に実施しています」(久米氏)

Nichia Malasysia社屋Nichia (Malaysia) Sdn Bhd の社屋

Nichia Malaysiaでは、技術習得のためにマレーシア人技術者が数か月単位で徳島県の本社に行ったり、日本語を習得した社員が本社側と日本語でやりとりするなど、日本人や日本的文化に日常的に触れられる環境にある。同社で働くなかで、日本や日本文化に興味をもつようになった社員も多いという。

今回JBAAのビジネス研修を受けた20人のなかには勤続10年以上の社員も多く、研修中、「こういうシチュエーションで日本人はどうすると思うか?」という講師の問いかけに対し、さまざまな例が挙げられていた。

JBAAの認定試験は、研修終了から1週間後に社内で実施される予定。

 

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