マレーシアの人気インスタスポット、River of Life

人気のインスタスポットRiver of Life が8位にランクイン、1位は日本の渋谷川

英国のオンラインニュースサイト「The Independent」が選ぶ「世界で最も美しいウォーターフロント」の第8位に、クアラルンプール中心部の人気インスタスポット「リバーオブライフ(River of Life)」が、選ばれた。

1位は日本の渋谷川で、2位はドイツのホルツマルクト(holzmarkt)、3位は米国フロリダ州のタンパリバーウォーク(Tampa Riverwalk)である。
アジアからは、シンガポールのストレーツキー(6位)、バンコクのチャルンクルン通り(7位)、香港のビクトリアドックサイド(10位)などがトップ10入りしている。

リバーオブライフは、マレーシアの首都クアランプールの中心部、クアラルンプールで最も歴史あるモスク、マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)の裏にある。

ゴンバック川とクラン川が交わるこの場所は、マレー語で「泥が合流する地点」という意味をもつクアラルンプールの名前の由来となった歴史的な意味をもつ場所だ。

マレーシアの人気インスタスポット、River of Life

ナジブ元首相肝いりのプロジェクト

リバーオブライフのプロジェクトは、ナジブ元首相の肝いりで2016年にスタート。
政府が約44億リンギット(約1058億7千万円)を投資し、2020年までにゴンバック川とクラン川の水質を一定の水準まで浄化し、再生させるというプロジェクトだ。

リバーオブライフの周辺には、マスジットジャメやセントラルマーケット、高級ホテルなどがあり、観光客に人気のエリアだ。川の浄化を通じてリバーオブライフ一帯を観光地化し、観光客を誘致することを目的としている。

2017年には、プロジェクトの第一段階が終了。噴水のライトアップショーが話題となった。

毎日、21:15から22:30の間、15分ごとに音楽とともにコバルトブルーにライトアップされた噴水のショーが行われる。
このライトアップされた噴水の写真はSNSで拡散され、「インスタスポット」として知られるようになった。

また、プロジェクトの一環で整備された川沿いの池や歩行者デッキ、定期的に出る川を覆いきるほどの人口の霧も見ごたえがある。

出典:

公開日:2019年1月14日