マレーシアパスポートが12位に降格、日本は単独1位
英国のコンサルティング会社「ヘンリーパスポートインデックス」(Henley Passport Index :HPI)が調査し発表している「パスポートランキング」の2019年度版が1月8日に発表され、マレーシアがエストニアと並び12位にランクインした。
このランキングは入国ビザを取得しなくても渡航できる国、地域の数を国別に比較している。
1位は日本で190カ国、2位はシンガポールと韓国(189カ国)、3位はフランスとドイツ(188カ国)。
アジアでは12位のマレーシア(179カ国)が2位のシンガポールと韓国に次ぐ形となっている。
中国(69位、74カ国)や台湾(29位、149カ国)が順位を上げるなど、アジアのパスポートの「自由度」が増している一方で、ドイツやベルギーなどヨーロッパ諸国は順位を下げた。
マレーシアの順位は、昨年の10位から2位降格し、トップ10から外れた。渡航ビザが不要の渡航可能国数も180カ国から1カ国減少となっている。
このランキング結果に対し、マレーシアのメディアなどは遺憾の意を表しており、マレーシア政府にさらなる努力を求める声が上がっている。
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