4月7日、クアラルンプール市内の2つの集合住宅に関して強化した活動制限令(EMCO – enhanced movement control order )が発令された。場所は、クアラルンプール市内中心部のモスク、マスジッドジャメ(Masjid Jamek)からも近い集合住宅 「スランゴール・マンション」及び「マラヤン・マンション」 。
以下は、在マレーシア日本国大使館の公式ウェブサイトからの転載。

【Google street view】 「スランゴール・マンション」と「マラヤン・マンション」 は、クアラルンプール市内で最も古い集合住宅のひとつで、2棟で合計365室、約6000人が暮らしているという。


・4月7午後2時(日本時間午後3時)から行われた記者会見において,イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣は,クアラルンプール市内「スランゴール・マンション」及び「マラヤン・マンション」を対象とした,強化した活動制限令(EMCO)の発令について発表しました。

●クアラルンプール市マスジッド・インディア通り(Jalan Masjid India)に位置する,スランゴール・マンション(Selangor Mansion)及びマラヤン・マンション(Malayan Mansion)の2つの建物に対し,4番目の強化された活動制限令(EMCO)を発令。これら建物は365ユニット(住居又は店舗)を有するが,その中で15例の新型コロナウイルス陽性反応が確認されたため。

●上記EMCOの対象期間は,4月7日から,1ユニットごとに行われる検査(case inspection)の終了まで。14日間のEMCO期間中,(入居者は)既に発令された3つのEMCOと同一の規制内容(SOP)に従う必要がある。(入居者は)ユニットに滞在しなければならず,対象区画を離れることは認められない。また,部外者が(対象区画に)立ち入ることは認められない。警察,国軍,RELA及び市民防衛隊(APM)が対象区画を警備する。

●本件に関するホットラインは 03-40267222 / 016-2962982 。(DBKL MCO Operation Centre)

出典:在マレーシア日本国大使館公式ウェブサイト