エアアジアは、チェックインから登場までを非接触で行えるシステムを導入し、スムーズで安全な旅の実現を目指す。同社ウェブサイトで5月13日に発表した。

同社によると、非接触型の支払いシステムや、搭乗券や預け荷物用のタグを印刷できる無人の非接触型キオスク、旅券照合システム(Passenger Reconciliation System ‐PRS)などを導入していくという。

空港内の非接触型の支払いシステムとしては、AliPayやWechat Payに加え、エアアジア独自の支払いシステム、BigPayやマレーシアで一般的なTouch N Goなども導入する予定で、KLIA2を手始めに、ほかの空港でも取り扱いを広げていく。

非接触型のキオスク(事前にオンラインチェックインをしてQRコードを取得しておけば、搭乗券や預け荷物用のタグを印刷できる空港内の無人システム)は、エアアジアが就航しているマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、そして日本の空港で本日から使用できるようになった。

そして、搭乗券の半券を回収することなく、スキャンだけで搭乗できるようになるPRSシステムは、KLIA2を手始めに、今後マレーシア国内の空港にも導入していくという。

さらに、よりスムーズで安全な旅を目指し、今月末ごろまでに、エアアジアのモバイルアプリにパスポートをスキャンする機能などを追加するとしている。

なお、エアアジアでは、チェックインから預け荷物の引き取りまでマスクを着用するよう乗客に義務付けている。
そのほか、Covid19に関連したエアアジアのポリシーはこちら>>https://newsroom.airasia.com/news/2020/4/29/flying-safe-with-airasia

出典:AirAsia implements end-to-end contactless procedures for essential travel(エアアジア公式ウェブサイト)