最大3リンギットとお得! 時間はかかるがローカルな雰囲気を味わえる
クアラルンプール市内を走るバスの一つとしてRapidKLがあります。
RapidKLのバスは、マレーシアの政府系企業Prasarana Malaysia傘下の公共交通システムMyRapidが運営する公共バス。
MyRapidは、そのほかクアラルンプールとその近郊を走るLRT、MRT、モノレールなども運営しています。
このRapid KLバスの基本的な使い方、良い点、悪い点をまとめました。
クアラルンプールのバス:RapidKLの良い点
・料金が最大RM3と、他の交通手段と比較してもかなりお手頃
・電車が通ってない場所にもアクセスできる
・車内の様子や、車窓の風景からは電車やタクシー移動では味わえないローカルな雰囲気を体験できる
クアラルンプールのバス:RapidKLの悪い点
・Touch’n Goがないと乗車できない(現金支払い不可)
・時刻表がない
・車内アナウンスがない ※車内モニターに次のバス停が表示されます
・時間がかかる
関連記事:マレーシアの交通系ICカードTouch’n Goについて
車内2か所に次のバス停を表示するモニターがあるが、文字は小さめ
その他の公共交通機関も利用しよう
時間がない旅行者には、RapidKLのバスはオススメできません。
バスはとにかく時間がかかります。車なら10分程度でも、バス移動の場合は待ち時間なども含めて1時間程度はみておいた方がいい場合もあります。
数日間の観光の場合は、観光地を効率的に回れるHOP-ON HOP-OFFバスやGrabを利用しましょう。
一方、中長期滞在の方で、通勤など何度も同じ場所に行く場合はバスも選択肢の一つでしょう。
旅行者の場合、時間的余裕がかなりあって、移動費を抑えたい方、ディープなマレーシアを見てみたい方にはRapidKLバスに挑戦してみるのもいいかもしれません。
また、クアラルンプール市内を廻るなら、無料のGO KLバスも利用してみてください。
関連記事:マレーシアの公共交通機関について
クアラルンプールのバス:RapidKLの基本的な使い方
① まずは、Touch’n Goカードを入手しましょう。
② バスが近づいてきたら、手を挙げて合図します
③「前乗り後ろ降り」が基本。
入口付近にTouch’n Goの読み取り機があるので、そこにカードをかざします。
「ピッ」という音が鳴れば読み取り完了。3リンギットが引き落とされます。
支払い前にドライバーさんに行先を確認するのもいいでしょう。
④ 目的地が近づいたら、ボタンで降車の合図。日本と同じですね。
⑤ 停車したら、後ろから降車。
降車口にある読み取り機にTouch’n goをかざすと乗車距離に応じて差額が返金されます。
例えば、運賃RM1.2区間を乗車した場合……
乗車時にTouch’n go から3リンギット引かれ
→ 降車時に差額3.0−1.2=RM1.8が自動的に返金されます。
マレーシアの公共交通機関を使った経路を検索する方法
バスや電車など公共交通機関のルートを調べられるサイトやサービスはいくつかあります。
しかし、どれもいまいち正確ではなく、効率の悪いルートを提示してくる場合も。
以下のような検索サービスをいくつか試し、ルートを比べてみることをオススメします。
※上記のサイトででてくる経路のうち、数字3桁のものがRapidKLのバス番号
① グーグルマップの経路検索
②Moovitで検索
※なお、該当するバスのルート全体を見たい場合は、RapidKLのサイトから調べられます。