≪ASEANパス(アセアンパス)とは?≫
(*1RM=33円計算)
ASEANパスとは、マレーシアの格安航空会社エアアジア(AirAsia)が新たに導入した周遊航空券の事。
なんと、RM499(約1万6500円)でASEAN(東南アジア諸国連合)の域内路線を最大10回、RM888(約29,300円)で最大20回搭乗できるという超お得な航空券です!!
それぞれの料金を支払うことで、「クレジット」と呼ばれるポイントを購入し、そのポイントを使用し航空券を購入するというシステムになります。
以下にASEANパスの特徴とおすすめポイントをまとめました!
・ASEAN域内の10か国を格安で周遊可能
・RM499で域内路線を最大10回、RM888で最大20回搭乗可能
・曜日や時間帯による航空券価格の差を気にしなくて済む
・ハイシーズンやオフシーズンの航空券価格差の心配も無用
以上が主なASEANパスの特徴とおすすめポイントとなります。
≪ASEANパスのシステム≫
先ず、ASEANパスで行くことのできる国はすべてのアジアの国ではなく、ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国のマレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、カンボジア、フィリピン、ラオス、ミャンマー、ベトナムの10か国となります。
次にASEANパスの「クレジット」についてですが、このクレジットとはいわゆるポイントの事で、RM499で10クレジット、RM888で20クレジット購入することができます。また、有効期限はRM499が30日、RM888が60日となります。
≪リンギット(MYR)支払いがお得≫
ここで1つ重要なことをお伝えいたします。クレジット購入の際はマレーシアリンギット(MYR)で支払いをしましょう。日本円での値段は10クレジット18,000円となっているのですが、2015年2月現在のレートではRM499で約16,500円となり、リンギットで支払いすると日本円で払った場合と比べて約1,500円お得になります!
(*上記の価格差は2015年2月24日現在のレートを元にしています。為替レートは数日で大きく変動する場合がありますので、購入の際はご自身での確認も宜しくお願い致します。)
それぞれの路線は1クレジットと3クレジット消費の2つに分けられています。例えば、RM499で10クレジットを購入した場合ですと、以下のようなフライトスケジュールを立てると10クレジットピッタリ使うことができます。
以下の画像が、各路線の消費クレジット数一覧表(エアアジア公式HP)の一部抜粋となります。この表を見てフライトスケジュールをたてましょう!
◆1クレジット消費
◆3クレジット消費
(*表は一部抜粋です。全てを確認する場合はエアアジア公式HPをご参照ください。)
上記の表を見てバリ島を例に上げますと、バリ島からインドネシア国内のそれぞれの空港に行く場合は1クレジット。同じくバリ島からクアラルンプール、バンコク、シンガポールへ行く場合は3クレジット消費となっています。
≪ASEANパス注意点≫
これまでASEANパスのお得さとそのシステムにつきまして解説してきましたが、ここではその注意点もお知らせいたします。
1.預入手荷物や機内食等の追加サービス料金は別途支払い
2.空きのあるフライトのみ搭乗可
3.12歳以上の方のみASEANパスで搭乗可能
4.クレジットの購入はフライトの2週間前までに済ませなければならない
1と2は通常のフライトと同じですね。週末などは満員になるフライトも多いので、その際は搭乗できません。違う時間帯か違う日で空きのあるフライトを探す必要があります。また4につきましては、通常のフライトと異なりますね。ASEANパスでは、「今日クレジットを購入して明日いきなりフライト!」といったことはできません。
(クリック後は別サイト「エアアジア公式HP」に飛びます)