マレーシアのセランゴール州では、来年2019年から、飲食店においてプラスチック製のストローはリクエスト制になる。 セランゴール州環境緑化消費者委員会委員長が明らかにした。ドリンク提供時にストローが添えられなくなるだけでなく、ファストフード店などのカウンターに設置され自由に使用できるストローもなくなるという。

これは、2030年までに使い捨てプレスチック製品の使用をゼロにしようというマレーシア政府のロードマップ「Zero Single-Use Plastic 2018-2030」に沿うもの。セランゴール州では、2016年にレジ袋有料化(20セン)を開始し、消費者に「マイバッグ」の持参を奨励してきたが、今回もステンレス製の「マイストロー」を持ち歩くことを推奨している。
現在のところ、ストローを有料化する予定はないが、将来的には有料化の可能性もあるとしている。

出典:Straws will only be issued upon request beginning 2019, says S’gor exco(The Sun Daily)