蚊

ペタリンジャヤではデング熱患者数が去年の3倍に

マレーシアの首都、クアラルンプールに隣接するセランゴール州でデング熱が大流行している。28日The Star Online が報じた。

デング熱による死者は、今年に入ってクラン(Klang)で3人、ぺタリンジャヤ(Petaling Jaya)、アンパンジャヤ(Ampang Jaya)でそれぞれ1人で、セランゴール州の各役所が対応に追われている。

クラン(klang)では、デング熱感染者が今年に入って3199人に上ている。市では、蚊が産卵場所として好む水たまりを放置している住宅や工場に罰金を科すなどの対策をとっている。

ペタリンジャヤ(Petaling Jaya)は、今年初めから1097人もの感染者が出ており、これは前年度と比べて3倍以上だという。
近隣の蚊を駆逐するために、市は2014年以来となる238の蚊の駆除部隊を結成した。

スバンジャヤ(Subang Jaya)は、今年1,857人のデング熱患者が出ており、市議会がペタリン地区保健局とデング熱についての対策を検討している。

アンパンジャヤ(Ampang Jaya)では、今年792人の感染者が出ており、病気の拡大を防ぐため住民にも蚊の駆除活動に参加するよう呼びかけている。


出典:More dengue deaths in Selangor(The Star Online)

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