GrabPay-国内共通QRコード「DuitNow QR」を導入

配車アプリのGrabが、自社の電子決済サービス「GrabPay(グラブペイ)」に、マレーシア国内の共有QRコード「DuitNow QR」を導入すると発表した。今後半年以内にGrabのアプリにDuitNow QRの機能を実装するという。

 

DuitNow QRは、マレーシア中央銀行(Bank Negara)傘下のPayNet(Payments Network Malaysia Sdn Bhd)が提供するシステムだ。携帯番号/ID番号/パスポート番号を銀行口座に紐づけることで異なる銀行の口座にも送金ができる「DuitNow」のQRコード版である。Public Bank(パブリックバンク)など4つの銀行がすでに導入済みだが、金融機関ではない事業者が導入するのはGrabが初となる。今後、半年以内に、25の銀行がDuitNow QRを導入する予定だという。

 

DuitNow QRは、銀行アプリはもちろん、電子決済サービスなど異なるサービス間で共通で利用できる。DuitNow QRが普及すれば、店舗のレジ前にさまざまなQRコードを提示する必要がなくなり、個人同士の送金も簡単になるとみられる。

 

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情報&画像出典:GrabPay Partners with PayNet to Adopt DuitNow QR – Malaysia’s National QR Standard(Grab公式サイト)

 

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