農林水産省は、厚生労働省と連携して、マレーシアとの間で牛肉輸出再開のための協議を進めてきたところです。
本日から、マレーシアのハラール方式を取り入れた日本産牛肉輸出施設(2施設)で処理された日本産牛肉の輸出が可能となりました。

概要
2010年10月以降、農林水産省は、厚生労働省と連携して、マレーシア政府当局との間で、日本産牛肉輸出のための協議を進めてきました。
今般、マレーシア政府当局は、マレーシアのハラール方式を取り入れた日本産牛肉輸出施設(2施設)を承認した旨を公表し、これを受けて、厚生労働省が「対マレーシア輸出牛肉取扱要綱」を定め、自治体に対して通知したところです。
これにより、本日以降、マレーシア向け日本産牛肉の輸出が可能となりました。

<主な輸出条件>
日本国内で輸出前12ヶ月間口蹄疫及びBSEの発生がないこと。
マレーシア獣医サービス局(DVS)の認定を受けた輸出施設で処理(すべてハラール方式で処理)されること。
月齢制限はなし。

<マレーシア向け輸出施設(2施設)>
・ゼンカイミート株式会社(熊本県)
・にし阿波ビーフ株式会社(徳島県)

<過去の輸出量>
2007年:2,272万円(3,094kg)2008年:3,089万円(4,244kg)2009年:4,119万円(6,392kg)
出典:財務省「貿易統計」

参考
マレーシア獣医産業局(DVS)ホームページ
http://www.dvs.gov.my/index.php/pages/view/299
(外部リンク)

厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/other/yusyutu_syokuniku/index.html
(外部リンク)

動物検疫所ホームページ
http://www.maff.go.jp/aqs/hou/exguuteirui2.html

提供:http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/171107.html(農林水産省)