DAIGOと北川景子のインスタで有名になったスポット
クアラルンプールを観光する際、最初に訪れたいのがKLシティギャラリー(KL City Gallery)。
KLシティギャラリーに置かれている「I Love KL」のモニュメントは、ミュージシャンのDAIGOさんと女優の北川景子さんがツーショットをインスタグラムに載せたことで、日本でも一気に有名になりました。現在では、一日で2000人以上の観光客がKLシティギャラリーを訪れています。
場所は、歴史的な建造物が集まるメルデカ広場(Merdeka Square)の横。ギャラリーの周辺を散策するだけでも楽しいのですが、クアラルンプールの街の歴史や観光地の情報を提供しているKLシティギャラリーを訪れることで、観光がより充実したものになるはずです。
KLシティギャラリー自体も歴史的建造物
現在KLシティギャラリーとして使用されている建物は、政府関連の書類、鉄道のチケットなどを印刷していた印刷所を改築したもの。
建物自体もすばらしく、建造はイギリス植民地時代の1899年。イギリス人の建築家、アーサー・チャールズ・アルフレット・ノーマン(Arthur Charles Alfred Norman)、が設計したネオ・ルネッサンス(neo-Renaissance)様式の建物です。そのため一階は「ノーマンフロア(Norman floor)」と呼ばれています。
その後、政府機関や、郵便局、図書館などとして利用されたのち、KLシティギャラリーとして産まれかわりました。
KLシティギャラリーで体験できることは以下の4つ。順番に見ていきましょう。
①クアラルンプールの街の歴史と、将来像を学べる
②カラフルなインスタスポット多数
③木工細工ブランド「ARCH」のアイテムなどがあるお土産センター
④クアラルンプールの街の観光案内所
① クアラルンプールの街の歴史と将来像を学べる
KLシティギャラリーでは過去、現在、未来の3つのコンセプトに分けてクアラルンプールの街の魅力を楽しく学ぶことができます。
チケットカウンターのすぐあとには、昔のクアラルンプールの歴史が分かるパネルがずらりと並んでいます。
クアラルンプールの昔の印刷物から見る歴史
写真を詳しく見ていくと、例えば、昔のクアラルンプールのスペルが「Kwala lumpur」になっていたり、KLシティギャラリーの前身である印刷会社を立ち上げたジョン・ラッセル(John russell)の写真や、1891年時の各人種の人口比率などがあったり、時間があったら一つ一つ見てみるとおもしろいですよ!
年代ごとにクアラルンプールの街の歴史を展示
クアラルンプールの未来像がわかるジオラマショー
2階のシアタールームには、クアラルンプールの将来の街並みを再現したジオラマが展示されています。
近い将来、マレーシアのシンボルであるペトロナスツインタワーよりも高い高層ビルが2つ完成する予定なのですが、それもジオラマにちゃんとあります。
クアラルンプール市の概要をプロジェクションマッピングを用いながら紹介する5分程度のショー「The spectacular city model show」もオススメです。
② カラフルなインスタスポット多数
同じ2階には、インスタ映えするスポットがたくさん。
ただカラフルなわけではなく、それぞれのコンセプトでクアラルンプールを表現しています。
例えば、「大きな翼で未来のクアラルンプールに連れていく」「最新文明と自然の調和」「歴史を大事にした発展」など。
③木工細工ブランド「ARCH」のアイテムを中心としたお土産センター
KLシティギャラリーを運営しているのは、「ARCH」という木工細工を制作販売している民間会社。
1989年にAndrew.J.K.Leeによって設立され、当初は建築物の縮小模型を作っていましたが、現在ではキーホルダーやTシャツなどさまさまなアイテムを取り扱っています。
マレーシア製のお土産がそろう
マレーシアのお土産は、実はタイやベトナムで作られているものも多いのですが、ここのお土産センターのアイテムはすべてマレーシア産。
「ARCH」の商品以外にも、バティックなどのマレーシアの伝統工芸品も取り扱っています。
人気アイテムは、バラマキにもちょうどいい木製のブックマーク。イスラム風の柄や、ニョニャクバヤがモチーフ。
革のバッグチェーンは、アルマジロや亀などのマレーシアで絶滅危惧種に認定されている動物をモチ―フにしています。
カフェの人気メニューはドリアンケーキと3層のティー
お土産売り場には、カフェも併設されています。メルデカ広場には休むところが少ないので、ここのカフェは貴重。
人気メニューは、インスタ映えするドリアン形のケーキと、3層になったティー。ティーはよくかき混ぜていただきましょう。
④クアラルンプールの街の観光案内所
KLシティギャラリーは、観光案内所としても使えます。
まず、手に入れたいのが、ギャラリーの入り口付近で配布しているクアラルンプールのシティマップ。無料です!
クアラルンプールの地図、電車の路線図、観光地の説明などが載っていて、なかなか便利。
観光地のパンフレットなどもたくさん置かれているほか、観光地のチケットやツアーを割引価格で提供しています。スタッフの方に聞けば、観光情報を親切に教えてくれますよ。
◆KLシティギャラリーへのアクセス
LRT – Masjid jamek 駅 徒歩7分
Hop on and Hop off bus – Merdeka Squareで降車
Go KL レッドライン – Dataran Merdekaで降車
クアラルンプール市内を巡回している無料バスGO KLについてはコチラ
▶ KL市内巡回無料バスGO KLを使おう!
◆近くの人気スポット
施設名 | KL City Gallery KLシティギャラリー |
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住所 | No. 27, Jalan Raja, Dataran Merdeka, 50050 Kuala Lumpur |
営業時間 | 9:00~18:30 年中無休 |
入場料 | RM10 ※館内ガイド(英語)は無料(公式サイトから要事前予約) 公式サイト http://www.klcitygallery.com.my/ |
公開日:2019年4月22日