・9月26日、マレーシア保健省は、9月27日(日)から10月10日(土)の期間、サバ州からの渡航者に対して、以下の措置を行うことを発表しました。
 
(1)空港のエントランス地点における「健康診断」及び「COVID-19検査」の実施。
(2)自宅隔離指示(HSO)の発出及びブレスレットの装着。HSOの期間は、(1)のCOVID-19検査結果が出るまで(※1)。結果が陰性の場合、HSOが解除される(※2)。
(3)(2)のHSOに際して、自宅までの移動を公共交通機関(タクシーやGrabなど)で行う場合には、許可が必要(※3)。
(4)渡航後14日以内に呼吸器感染症の症状が出た者は、再度、COVID-19検査を受けなければならない。
(5)COVID-19検査に係る費用は、マレーシア国民・外国人ともに無料。
(6)今後の感染状況により、上記手続きは随時レビューされ、何らかの変更があれば、別途通知される。
 
※1 PCR検査、抗原検査のいずれを実施されるか明示されていないものの、仮にPCR検査の場合でも所要時間は3日程度と想定されます。
※2 ブレスレットの解除手続きについては明示されておらず当館でも確認中ですが、お急ぎの場合は、保健省に照会ください。
※3 許可の申請先などについては明示されておらず当館でも確認中ですが、お急ぎの場合は、保健省に照会ください。
 
・サバ州では、過去2週間(9月14日から9月27日まで)で、890症例の新規感染患者が確認されるなど、感染状況が悪化しております。サバ州への渡航の際には、いつも以上に、人混みを避ける行動や、適切なマスクの着用、うがい・手洗いの励行など、基本的な感染症予防対策に努めてください。
 
マレー語原文は以下リンク先参照
https://kpkesihatan.com/2020/09/26/kenyataan-akhbar-kpk-26-september-2020-situasi-semasa-jangkitan-penyakit-coronavirus-2019-covid-19-di-malaysia/

出典:https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_28092020B.html