マレーシアのアンソニー・ローク運輸大臣は、団結がマレーシア人が平和に共存するための鍵であることを強調しました。

ここでのウェサック・プロセッションの前に演説を行ったローク氏は、良い行いに専念することで、多民族・多宗教社会で平和かつ調和を保ちながら生活を続けることができると述べました。

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「国家が進展するためには、我々は団結し、理解と調和に満ちた人々の存在によってのみ実現できる平和で安定した社会に向けて進む必要がある。それがマレーシア・マダニのコンセプトを具現化するために不可欠なものだ。」

彼は、仏教徒がマレーシアの人口の20%を占めると述べ、彼らの信念が平和で繁栄した国家の構築に貢献できると語りました。

「仏教徒は平和と繁栄に貢献する重要な要素である。マレーシアの仏教徒は、中道を指導思想とする強い原則を持っている。この原則により、仏教徒は他の宗教的実践やイデオロギーと平和に共存することができる。」

中道は、人生のすべての苦しみが執着や渇望から生じるという考えに基づいた節度の道を提唱する、仏教の中心的な概念です。

仏教徒は、バランスのとれた生活を送り、快楽や禁欲の極端を避け、マインドフルネス、思いやり、知恵を養うことなど、中道を歩むことで、苦しみから自由になり、悟りを得ることができると信じています。

今年のウェサック国民的テーマは、「国家繁栄と強靱な市民に向けた団結の進歩」またはマレー語で「muafakat membawa kemakmuran」です。

この祝賀は、新型コロナウイルスのパンデミックのために3年ぶりに復活しました。

本日のフロートは、首都のペタリン、ヤップ・アー・ロイ、ラジャ・チュラン、スルタン・イスマイル、ブキット・ビンタン、プドゥ通りを通過しました。
(malaymail 5月4日)
参照URL:https://www.malaymail.com/news/malaysia/2023/05/04/unity-is-key-to-living-peacefully-in-multi-ethnic-country-anthony-loke-says-in-wesak-event/67679