Touch’n Goはクアラルンプールをスマートに移動するのに必須のカード
Touch’n Goカードとは?
Touch’ n Go (タッチアンドゴー)カードは、マレーシアの交通系ICカード。
日本の、SuicaやPASMOのようなカードです。
電車やバスの運賃の支払い、高速道路や駐車場の料金の支払いなど、マレーシアで広く利用されています。
銀行のクレジットカードとリンクしてオートチャージできるタイプ、Watsonsなど小売店のポイントカードを兼ねているタイプ、限定デザインのカードなどさまざまなタイプのカードが発売されています。
Touch’n Goが必要なのはこんな人
マレーシアに数日間など短期間のみ滞在する場合はTouch’n Goカードは不要でしょう。
Touch’n Go が必要になるのは以下のような方です。
・車に乗る人- 高速道路の料金は現金払い不可なので、Touch n Goカードは必須!
・LRTやMRTを使ってあちこち移動したい人- 券売機で現金での購入もできますが、クアラルンプールに1週間以上滞在するならTouch’n Goカードがあると便利! クアラルンプール国際空港行きの電車もTouch’n Goカードで乗車できます。
・Rapid KLのバスを利用する方 — 現金支払い不可
高速道路の料金所。青いボードはTouch n Go用のゲート、黄色いボードは車を止めずに支払えるETSのようなSmart TAGのゲート
Touch’n Goカードの購入方法
購入できる場所
MRT、LRTの駅のほか、Touch’n go hub、Touch’n go spot、高速道路のサービスステーションなど
購入時にはカード発行代金10リンギット+初回分のチャージ(リロード)が必要です。
Touch’n Goカードのチャージ(リロード)方法
MRTやLRTの駅のカウンター、コンビニ、ATMなど多くの場所でチャージできます。
駅やコンビニのレジでチャージする場合は、カウンターで現金とカードを渡せばチャージしてくれます。チャージ後は、レシートを確認しましょう。
ATMなどの機械でチャージする方法は、日本の券売機とほぼ同じです。
Touch n Go をもっと便利に使う裏技
手数料ゼロでチャージしよう!
通常チャージには0.5リンギットの手数料がかかりますが、以下の場所なら手数料が不要に!
例えば、ドラッグストアのWatsons、スーパーマーケットのTesco、Cold Storage、KK Super Martなら手数料不要なので、賢く利用しましょう。
カードを紛失しても返金してくれる!
マレーシアに長期滞在する方は、MYTouchnGo Portal にTouch n Goカードのシリアル番号と個人情報を登録しておきましょう。
万が一、カードを紛失した場合でも、銀行口座に返金してもらえます。
カードの利用明細を確認できる
上記で説明したように、カードを登録しておくと利用明細を確認/ダウンロードできます。
経費精算などの際に便利!
Touch’n GoのE-walletアプリもある
ちなみに、Touch’n GoにはE-walletの機能があるスマホアプリもあり、QRコードで支払いができる機能もあります。
Touch’n Goのカードをアプリに登録しておくと……
・アプリ上でカードの残高が確認できる
・カードを無くしても払い戻ししてもらえる
・利用明細が確認できる
というメリットがあります。
しかし、アプリとカード間でお金のやり取りはできないなど、カードとアプリの連動は限定的。
Touchn’Go のアプリについてはまた別の機会にご紹介します!