MRT ブキビンタン駅構内の様子

駅のエレベーター内での強盗事件を受け犯罪多発駅を公表

クアラルンプール市郊外の駅で起きた強盗事件を受け、MRTの運営会社プラサラナ・マレーシア(Prasarana Malaysia Bhd)は2月20日、犯罪が頻繁に起こるMRTの駅6つを発表した。

6つの駅は、強盗が起きたタマン・ムティアラ(Taman Mutiara)駅のほか、バトゥ11(Batu 11)、ブキ・ビンタン(Bukit Bintang)、マルリ(Maluri)、カジャン(Kajang)、プルタマ・チェラス(Pertama Cheras)である。

事の発端は今月の14日早朝、タマン・ムティアラ MRT駅のエレベーターで女性が暴行を受け、現金400リンギットが入った財布を強盗された事件。エレベータに設置された監視カメラの動画がネット上に公開され大きな波紋を呼んだ。
運輸省はこの事件を受け、プラサラナ・マレーシアに犯罪の多い駅をリストアップするよう依頼し、今回の発表となった。

運輸大臣は、これら6つの駅に警官の巡回を増やすとともに、私服警官を配置して駅の安全性を高めるとしている。


出典:Six MRT stations hotspots for crime, Prasarana taking steps to address problem(The Star Online)

画像:ブキビンタンMRT駅の構内の様子

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