どんなに気を付けていても、交通事故、盗難、荷物の紛失などトラブルにあってしまうことはあります。マレーシアは英語が通じる国ですが、警察署でコミュニケーションがスムーズにいかないこともあるでしょう。
そんなときに役立つツール「トラブル時のコミュニケーション支援ボード」を、このたび在マレーシア日本国大使館が作成。100セットをマレーシア国家警察に贈呈したそうです。
日本語、英語、マレー語で書かれた「コミュニケーション支援ボード」は、「紛失届」「交通事故」「盗難」の3種類。
トラブルにあい、警察などに状況を説明する際に、英語やマレー語が分からなくても、また警察の担当者が日本語や英語が分からなくても、お互いにボードを指差すことで必要な情報を伝えることができる内容になっています。
「トラブル時のコミュニケーション支援ボード」は、在マレーシア日本国大使館の公式ウェブサイトで公開されており、PDFファイルをダウンロードすることも可能。
万が一の場合に備えて、スマートフォンに保存しておくのもいいかもしれません。
以下は、在マレーシア日本国大使館が「トラブル時のコミュニケーション支援ボード」制作にあたって公開した記事の抜粋です。
マレーシアには、2万4千人を超える在留邦人の方々が居住し、また、毎年約40万人に上る邦人観光客の方々が訪れています。
こうした中、この度、在マレーシア日本国大使館では、不運にも、盗難事件や交通事故に遭われたり、落とし物をされたりした方が、警察に届け出るに当たって、警察官と容易にコミュニケーションを取ることができるよう、警察への届出に必要な事項を日本語、マレー語、英語の3か国語で記載したコミュニケーション支援ボードを作成しました。このボードを使うことで、届出に必要な事項を指差しながら、警察官とコミュニケーションを図ることができるようになります。
万が一、盗難被害等に遭われた場合に備えて、このボードを印刷し、又は携帯端末にダウンロードするなどして積極的に御活用いただければ幸いです。
